2/10 通貨強弱に違和感 衆院選自民圧勝で円安とはならず

2/8の衆議院議員選挙で自民が圧勝、高市相場再開で日経は一時58500円を超える場面も。しかし、為替相場は単純な円安進行とはなりませんでした。

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ドル円は2/9の市場オープンから円高に

1月末の日米レートチェックによる下落から反発し、再び158円にせまる値動きを見せていたドル円。2/6金曜日の値動きからも、市場は衆院選自民圧勝→高市相場再開で円安という絵をかいていたのは間違いないでしょう。

ですが、ドル円は一転円高方向に下落を強める結果に。これには次にあげる要因が考えられます。

  • 月曜日東京市場での片山財務相の市場注視発言ヘッドライン
  • 単純な材料出尽くし感
  • 日米レートチェックへのぬぐえない警戒感
  • ドル安による円高

これら要因が絡み合い、一部想定されていた円安方向へ値が走るのではという思惑が外れることに。

通貨強弱に特徴的な動き

ここで、2/9の各国通貨強弱チャートを見てみましょう。

引用元:OANDA証券

午前9時から10時の東京市場で円高進行、これは片山財務相の発言によるもので、この市場注視するというけん制発言は、円安が進行すると踏んでいた一部市場参加者の出鼻をくじくような形になり、円安進行を止めるという意味では非常に効果的なタイミングだったと思います。

この日は欧州終盤からニューヨーク時間にかけてのドル安も顕著で、東京時間での円高、欧州~ニューヨークでのドル安でドル円は150pipsほど値を下げること。

さらに興味深いのが翌2/10の通貨強弱チャートです。

引用元:OANDA証券

昨日まで強かった豪ドルがかなり弱く、円高はさらに進行しています。本日日経は堅調で、株式相場だけを見るとリスクオフではないです。ただ、為替相場は円高に加えて、ニュージーランドドルやポンド、豪ドルといったリスクオンに強い通貨が軒並み売られています。

ここに私は何かきな臭さを感じますね。市場は今の株高は織り込み済で、むしろその継続性に懐疑的なのではと。それだけで、上記リスクオン通貨が軒並み売られる理由付けには乏しいのですが、まずは今夜のニューヨークタイムで、アメリカ市場が円高をさらに進行させるのか、米指標次第で、ドルの方向性が出てくるのか注視したいと思います。

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