先日のユーロドル・ポンドドルに引き続き、ドル円の長期足スイングトレードに関して分析していきます。
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目次
月足の高値圏で明確なRSIダイバージェンス
まずはドル円の月足チャートから

161.8円の高値ラインで明確なRSIダイバージェンスが発生しており、ヘッドアンドショルダーも確認できます。ただし、このヘッドアンドショルダーは左肩より右肩の値位置が高く、トレンド継続の可能性が残る形のヘッドアンドショルダーなので、単体で過信は禁物。
フラットな目線で判断すると、高値圏RSIダイバージェンスとヘッドアンドショルダー+レンジ形成なので、揉み合いから139.6ラインを下抜けして127.5ラインあたりまでは押しても不思議ではない印象。週足レベルでより上値が重い根拠を積み上げられれば、ショート目線で長期スイングポジションを建てたいところ。
週足でも高値でスポット的にRSIダイバージェンス
次にドル円の週足チャートを見ていきます。

月足での高値161.8円付近でスポット的にRSIダイバージェンスが発生しており、上値が重い印象を受けますね。
ちなみにヘッドアンドショルダーの右肩の158.8の値位置でも日足ベースでスポット的にRSIダイバージェンスが発生しているので、上値がかなり押さえつけられていると判断できます。

結論:戻り売り戦略で長期スイングポジションを建てていく
戻り売り戦略で攻めていきたいチャート形状となっており、具体的にはレジサポラインが引ける151円付近まで戻りがあれば158.8円超えを損切ラインとして、ポジション小分けにショートポジションを建てていきます。
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